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バイク査定員が見るポイント

査定をしてもらう場合に査定員が見るチェックポイントについて知っておきましょう。

外装はキレイであることに越したことはありませんが、汚れていても気にすることはありません。

査定のチェックポイントとして外装がキレイかどうかは実はほとんど関係ありません。

査定の仕組み

一般的に査定は減点方式を採用している業者・店舗がほとんどです。

バイクは車種と年式によって買取上限額がほぼ決まっています。

この買取上限額から走行距離やパーツの交換費用、整備費用などが考慮されてマイナスされていきます。ですので、マイナス査定はあってもプラス査定は滅多にありません。

例えば、たまにあるのが「車検を受けたばかりだから少し高く買い取ってよ」というタイプのリクエストですが、確かに車検を受けたばかりのバイクは整備もされていて信頼しやすいバイクであることは間違いありません。

買い取る側の安心感も違いますが、残念ながら買取金額には影響しません。

他にも、カスタマイズを多くされているバイクの場合に「ノーマルパーツもすべて置いてあるから合わせて高く買い取ってよ」というリクエストもあります。

ただ、残念ながらこちらも買取金額にはほとんど影響しません。

関連記事:外してあるノーマルパーツはバイクを売るときに必要?

査定員はここをチェックしている

ではここで、査定員がチェックするポイントを知っておきましょう。

  • 走行距離(合わせてタイヤの溝の深さも)
  • エンジンまわり(オイルもれなど)
  • フレームゆがみ、事故傷の有無
  • タンク内やフレームのサビの状況

上記以外も当然チェックはしますが、買取金額に大きく影響するのはこれらのポイントです。

査定中は何をしていればいい?

査定スタッフがバイクの査定をしている間は特に何もしなくて構いません。

大体30分ぐらいで書類や本体のチェックは終わります。

その間は、査定している状況を見ていてもいいですし、座って待っていてもいいです。

たまに査定スタッフからバイクの状態に関する質問をされることもありますので、その場合は回答してあげましょう。

車検の残り期間は関係なし

「車検受けたばっかりだから高く買い取ってよ」と思われる方がいるかもしれませんが、車検の残り期間は査定には全く関係ありません。

なぜならば、車検が残っていても販売店は納車時に車検を受け直すことがほとんどだからです。

バイクを買い取ってすぐに売れるとは限りませんので、買取時に車検がたくさんの残っていても、販売する頃には数ヶ月経っているかもしれません。

自分がバイクを購入するときに残り少ない車検期間では乗りたくないですよね。

購入する人も車検を受け直すことを希望されることが多いです。

もちろん費用は購入者が負担することになりますが、残っている車検のままでよいということはレアケースです。

ですので、車検が残っているかどうかは査定には影響しないと思っておきましょう。

ガソリンの残量は関係なし

売却するバイクに入っているガソリンは満タンでも空っぽでも査定金額には一切関係ありません。

ですので、査定の直前にガソリンを満タンにするようなことはしないほうが良いでしょう。

もしくは売却を予定しているのであれば、少量ずつこまめに給油するのもいいかもしれません。

バイクの場合はタンク容量もそれほど大きくはないので給油額もそれほどの大きくはならないかもしれませんが、せっかく買取してもらうわけですので、1,000円、2,000円でも節約できたほうが嬉しいですよね。

関連記事:バイクを売るときに残ったガソリンはプラス査定になる?

最後に

査定の際は外装よりもバイクの状態、中身が重視されます。

また、減点方式であることを理解しておきましょう。

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