「バイク査定を申し込んだら当日に雨が降ってきた」
特に梅雨の時期はこのようなシチュエーションが多くあります。
バイクを売ろうとするとき、お休みの日がちょうど天気であればいいのですが、そうでない場合は雨の日でも査定依頼をしなければいけないときもありますよね。
そこで気になるのが雨天時のバイク査定は買取額にプラス効果があるのか、マイナス効果があるのか、ということです。
外装が見えにくくなるけどマイナスにならない?
雨の日に査定をするとバイクは水滴だらけになります。
「普段はもっとピカピカですごく綺麗に乗っています」と主張される方もいますが、外装は綺麗にされていても、雨の中で泥だらけになっていても査定には影響しません。
洗ったり、磨いたりすることで綺麗になるかどうかは査定員も判断できます。
ですので「外装が泥だらけだから少しマイナスされるかも…」という心配も全く不要ですので安心してくださいね。
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雨天時の査定員は慎重になる
雨天時のバイク査定は通常よりも慎重になります。
最も大きな理由は、凹みや損傷の見落としをする可能性が高くなるためです。
バイク全体が雨粒の水滴で濡れていると、外装やパーツ部分の損傷を見つけにくくなります。
コンパウンド(研磨剤)で磨いて落ちる程度の傷であれば問題ないのですが、小さくて深い凹みは簡単に修復できないため、買取後の整備費用も膨らんでしまいます。
つまり店の営業利益が減るリスクがあります。
そのため、雨の日の査定は普段よりも慎重になり、時間も通常時に比べれば少しかかると思います。
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雨の日の査定は損か?得か?
バイクを売る側から見れば、雨天時はバイクの傷が見えにくくなるので「ちょっとお得」だと思われているかもしれません。
しかし、査定員が傷を見落とすことは滅多にありませんし、逆に普段より慎重に査定をしますので、普通なら気付かなかったことも逆に気付くということもあります。
このように考えれば、雨天時も晴天時もどちらが損するということはなく、査定条件は同じだといえるでしょう。
ですので、わざわざ雨天時を狙って査定依頼するということは考えなくていいと思います。
また、雨が降ったから査定をキャンセルするということも不要です。
帰りのことも考えておく
出張買取の場合は買取業者がバイクを引き取って査定は完了しますが、バイク店舗に持ち込み査定したときは帰りは雨の中を自力で帰らなければいけないことを考えておきましょう。
雨の中、着てきたレインコートやヘルメット、収納スペースに入っていた小物なども全部持って帰らなければいけません。
なかなかの荷物になりますので、雨の中を持って帰るのは大変です。
もちろん不要であれば店舗で処分してもらうこともできますが、できれば晴れている日に査定を行うほうが帰りのことを考えるとよいかもしれませんね。
バイクを高く売るコツ
「バイクを売ろうかな」と思ったら、まずは今現在の買取相場を把握しておきましょう。
事前に調べておくことで「相場より安い金額で売ってしまった…」という失敗を防ぐことができます。
どの業者も買取査定は無料ですので、複数の見積りを取って価格を比較するのも高く売るコツです。