バイク業界で有名な二大企業が「バイク王」と「レッドバロン」です。
バイクを買うとき、売るとき、どちらの場合でも見積り候補として挙げる方が多いと思います。
今回はそのうちの「バイクを売る」ことに焦点を当ててお話しします。
これからバイクを売ろうと思われている方はぜひご参考にしてください。
バイク王とレッドバロンの違い
バイク王とレッドバロンはどちらもバイクを取り扱う企業ですが、それぞれ特徴が違います。
バイク王 | レッドバロン | |
---|---|---|
査定方法 | 出張査定 | 店舗への持込み査定 |
予約 | 必要 | 不要 |
査定する人 | 出張査定スタッフ | 各店舗の技術スタッフ ※営業スタッフの場合もある |
買取価格を決める人 | 同上 ※交渉難航の場合、会社スタッフと電話相談 | 各店舗の店長 ※一般のスタッフには権限なし |
支払い | 買取額3万円未満は現金支払い。 それ以上は口座振込。 | 決まりはなく当日の資金状態による。 数万円なら現金支払い。 口座振込が一般的。 |
不動バイク | 通常の買取手順 | 事前に店舗へ電話相談する。 引き上げ日時を決め、店舗にて査定する。 |
バイク王の特徴
バイク王はバイク買取に特化した企業です。
ユーザーからバイクを買い取ることが主な事業で、それらをオークションや店舗で販売し、利益を生んでいます。
レッドバロンの特徴
対してレッドバロンはバイクを総合的にサポートしている企業といえます。
つまり、バイクの販売、買取、日々のメンテナンスで利益を生んでいます。
バイクを売るならどっち?
バイク王、レッドバロンともにバイク買取は力を入れています。
バイク王は買取がメイン事業ですので力を入れているのは当然ですが、レッドバロンも中古バイクを販売するためにバイクを仕入れる必要があります。
そのため、どちらの企業もバイク買取は積極的に行っていると考えて間違いはありません。
バイクを売りに行って嫌な顔をされることはありません。
買取で比較するポイントは?
バイク王、レッドバロン、どちらもバイク買取に力を入れていることはお分かりいただけたと思います。
では、比較するポイントはどこにあるでしょうか。
両者を比較するポイントは主に下記3つです。
- 買取金額
- 査定の方法
- 支払い方法
1. 買取金額
買取金額は重要ポイントです。
高い金額で買い取ってくれるに越したことはありません。
買取金額を知るにはバイクを査定してもらう必要があります。
バイク王はネットで見積り依頼をすることができます。
残念ながらレッドバロンは店舗での持ち込み査定しかありませんが、他の買取業者よりも3万円高く買い取る「ダイレクト買取」を実施しています。
ただし注意が必要なのは、ネットだけで買取査定した金額では効果がなく、査定員に見てもらった見積り書が必要です。
それらの確認用としてバイク査定員の名刺や査定票などを持参すればOKです。
2. 査定の方法
査定方式については、自分のバイクが自走できるかどうかも関わってきます。
車検切れ、バッテリー上がりなどでバイクに乗ることができない場合は、出張買取になります。
バイク王は出張先で査定してもらえますが、レッドバロンは出張先では査定してくれません。
レッドバロンは店舗へ持ち帰っての査定になります。
そのため、レッドバロンで出張買取を依頼する場合は、買取成立が前提でなければいけません。
動かないバイクを店舗へ持ち帰るわけですから、買取するかどうか分からない状態ではレッドバロン側にも引き取りのリスクがあります。
成立しなければまた自宅までトラックでバイクを届けなければいけませんので。
よって、バイクに乗って自走できる場合は、バイク王の出張買取、レッドバロンへの持ち込み査定のどちらでも選べますが、バイクが自走できない場合は気軽に出張買取できるバイク王がおすすめです。
3. 支払い方法
見積もり金額に納得できれば、買取承諾書にサインして買取成立です。
お金を受け取ることができます。
このとき、現金で欲しいのか、後日の振込みでもよいのかを考えておきましょう。
すぐに現金で欲しい場合は「バイク王」がおすすめです。
バイク王の買取では、3万円未満はその場で現金、それを超える場合は4営業日以内に指定の口座に振込という流れになります。
対してレッドバロンで現金でもらえる額は一律ではなく、その店舗ごとで多少異なります。
ですが、数十万円になる場合はやはり後日の振込になる可能性が高いです。
まとめ
以上のようにバイクの状態や現金での買取を希望するかどうかなどによって、どちらがおすすめかは異なってきます。
レッドバロンに持ち込み査定するのは不安だなという場合は、まずはバイク王の出張査定を依頼することをおすすめします。