「バイクを売ろうと思ったけどやっぱり止めたい」
もしかするとこんなことを思われるかもしれません。
バイクを売るときはしっかりと考えた上で買取契約をするべきですが、まれに「やっぱり売りたくない」「別の店(友人)が高く買ってくれると言い出した」という理由でキャンセルを考える人もいるでしょう。
どこまでの手続きならキャンセルできるのか、元バイク屋の管理人がご説明します。
査定しただけならキャンセルOK
まずは最初のステップ「査定」の段階です。
査定とは
- ネットでの無料オンライン査定
- 出張買取査定
- 店舗への持ち込み査定
これらはすべて査定の段階です。
査定の申込みをしただけでも、実際に査定をして買取金額を提示してもらった後でも、どちらでもキャンセル可能です。
何も心配いりませんので、堂々とキャンセルする旨を相手に伝えましょう。
「無料で査定してもらったけどキャンセル料とか請求されるの?」と不安に思われるかもしれませんが、キャンセル料は発生しませんので、安心してください。
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「売ります」と口約束しただけならキャンセルOK
口約束で「売る」言っただけならキャンセルはまだ可能です。
あまり口約束するという状況は少ないかもしれませんが、要は書面を交わしていない段階であれば、キャンセル可能です。
買取契約の書面を交わした後はキャンセルできない
買取金額に納得し、契約書にサインや印鑑を押した後はキャンセルできませんので、注意してください。
買取契約を済ませた数日後、急に気が変わってバイクを返してほしくなっても素直に応じてくれることはまずありません。
売った当日など、バイク屋が何も手続きや整備をしていないということが明確であれば、丁寧に事情を説明することで納得してもらえるかもしれません。
しかし、すでに整備を始めていたり、書類手続きをしていたり、また、そのバイクを探していたお客様にすでに連絡をして商談が始まっている状況であればキャンセルは無理でしょう。
もしくは高額なキャンセル料が必要になる可能性もあります。
つまり何が言いたいかというと、買取契約でサイン(印鑑を押す)した後にキャンセルを申し出るのはリスクが高いので止めておきましょうということです。
まとめ
バイクを売りたいと思ったとき、気軽に査定依頼をするのは全く問題ありませんので、積極的に進めていきましょう。
「相場を調べる」「何社から見積り金額を出してもらう」という行動は必要な準備です。
どんどん行動してみましょう。
しかし、買取契約の書類にサイン(印鑑)をするときはしっかりと考えてからにすると覚えておいてください。
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バイクを高く売るコツ
「バイクを売ろうかな」と思ったら、まずは今現在の買取相場を把握しておきましょう。
事前に調べておくことで「相場より安い金額で売ってしまった…」という失敗を防ぐことができます。
どの業者も買取査定は無料ですので、複数の見積りを取って価格を比較するのも高く売るコツです。